「輪るピングドラム」①

2011年7月から放送が開始された「輪るピングドラム」第1巻が2011年10月26日に発売となりました。「まわるピングドラム」と読みます。放送前から徹底的な情報統制がなされ、タイトルとメインキャラのみでストーリー的なことはほとんど解らぬアニメオリジナル作品で、そのうえ監督は「セーラームーンR」「少女革命ウテナ」でカルト監督として名を轟かせた幾原邦彦監督で、本作もその名に恥じぬものすごい作品になっています。
 高倉兄弟は、病弱な妹と3人暮らし。慎ましやかながらも幸せに暮らしている中、妹が倒れそのまま還らぬ人に…。泣き崩れる2人の前で「生存ー戦略ー!」の叫びとともにペンギン帽子で生き返る妹!自分をプリンセス・オブ・クリスタルと名乗りまったくの別人格になるが、帽子がずれると元の妹に!奇跡的な回復で健康体になり、家に帰るとクール宅急便で送りつけられた謎の3羽のペンギンが!セクハラ行為を行う1号!ゴキブリ殺しの2号!妹と遊ぶ3号!兄弟と妹にしか見えないペンギン達が謎の行動を取る中、再びペンギン帽子を被った妹が叫ぶ!「生存ー戦略ー!」ロケットが線路を突っ走り!解体!変形!合体!拘束される兄弟に、プリンセス・オブ・クリスタルと化した妹が告げる。ピングドラムを手に入れろ…と。ここまでで第1話までのお話なのですが、書いていても何が何だか解りません。初めて第1話を見たときは自分が何を見ているのかさっぱり解らぬ、ただ、ものすごいモノを見ている事だけは解っていたのでした。赤・青・緑を多用した画面、自動改札、ペンギンマーク、リンゴ、誰もいない地下鉄車内、モブはモブ…と見たことが無い描写が次々と打ち出され、物語がどこへ向かっていくのかさっぱり解らぬまま、予想の遙か別の場所へと向かっていく流れは先を知らないオリジナルの楽しさをこれでもかと与えてくれます。10月現在も話がどこへ向かっているのかさっぱり解らず、ただようやくピングドラムが概念では無く、存在する物だと推測出来るまではきています。素晴らしい作画と圧倒的なセンス、先の読めない展開、まともなのか異常なのか解らない登場人物達と先が楽しみで楽しみで!ホームコメディかと思わせてセクシャルであり、サスペンスであり、オカルトであり、人間ドラマな「輪るピングドラム」は、普通のアニメに飽きた方、アニメはまったく見ない方にこそ楽しめる作品かもしれません。他の作品には無いモノが詰まった世界を是非お楽しみ下さい。

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2011年10月26日発売
『輪るピングドラム 1』

 

 

 

 

 

 

DVD:KIBA-1890 標準価格 6,090円
BD :KIXA-90132 標準価格 9,240円

 

※品切れの際はご容赦くださいませ。
※内容等変更になる場合がございます。
※更新:2011/10/29